ブライダルパティシエのお仕事紹介

作成日:2024年10月8日|カテゴリー:授業・実習, 就職関連


洋菓子を作るパティシエは、街のパティスリーをはじめ、レストランや製菓メーカーなどさまざまな場所で働いています。中でもホテルや結婚式場に就職したパティシエは、ウェディングケーキを作る機会が多くなるのではないでしょうか。今回は、ウエディングに関するスイーツを作る「ブライダルパティシエ」についての基本情報やウェディングケーキ作りのために身に着けておきたい技術などについてご紹介します。

大切な1日を飾るウェディングケーキをつくる!ブライダルパティシエ


パティシエの就職先として一般的なのは洋菓子店やホテル、レストラン、製菓メーカーなどです。職場によって、作るお菓子や働き方は変わってくるでしょう。パティシエとしてウェディングケーキを作る仕事に就きたいなら、結婚式場のあるホテルに所属するのがおすすめです。

結婚式では、ウェディングケーキのほかにデザートや引き出物のお菓子などを作る機会もあります。こうして結婚式にかかわるさまざまな菓子を作るパティシエを、「ブライダルパティシエ」や「ウェディングパティシエ」と呼ぶこともあります。ウェディングパティシエの大きなやりがいは、やはり特別な1日を彩るお菓子を作れることではないでしょうか。お客さまの晴れ舞台を飾るウェディングケーキが作れるのは、ウェディングパティシエの魅力です。

ウェディングケーキのつくり方


ウェディングケーキは、新郎新婦の希望に沿ったオリジナルケーキを作ることが大半です。時にはパティシエ自身がお客さまと打ち合わせを重ねることもあります。その場のやり取りでお客さまの希望に沿ったケーキを提案できるよう、パティシエとしての高い技術はもちろん、アイディアを出す力やデザイン力も求められます。

もちろんウェディングケーキ作りには予算が決められています。お客さまの希望はできるだけかなえたいところですが、費用によっては実現不可能なプランもあります。限られた条件の中でお客様の希望を叶える工夫や提案もウェディングパティシエの腕の見せ所です。

ケーキの外見や材料が決まったら、結婚式の前日までに製作します。サイズの大きいウェディングケーキは製作に時間がかかります。また、できたばかりのケーキは形が崩れやすくなっています。ウェディングケーキは常温に置かれる時間が長くなりがちなので、作ってから少し時間をおいてから納品します。

チョコレート細工やアメ細工なども数日前に製作します。ただ、フルーツのように鮮度が大切なものは当日に飾り付けます。ケーキを運搬する際も崩れたり傷がついたりしてしまうことがあるため、パティシエが現場までついていきます。式場内にきれいに設置するまで気が抜けません。

ブライダルパティシエに必要な技術とは?

ウェディングケーキはさまざまな趣向を凝らしたデザインが人気です。こういったケーキを作る際に身に着けておきたい技術には何があるでしょうか。

ウェディングケーキを作るとき、場合によっては一からケーキのデザインを行うこともあります。そのため、ケーキデザインのバリエーションを増やしておくのが大切です。飾り付けに使える素材の知識や流行のケーキデザインなど、常に勉強しておきましょう。

また、食べられるチョコレート細工やアメ細工はウエディングケーキで人気の飾りです。繊細なものを作るのは大変ですが、細工をふんだんに用いたケーキは美しいためよろこばれるでしょう。チョコレートやアメの細工技術を身に着けておけば、デザインの幅も広がります。


ウェディングケーキは生ケーキのほかに、「シュガークラフトケーキ」と呼ばれるものもあります。シュガークラフトケーキは、イギリス発祥のケーキです。パウンドケーキや発泡スチロールで中身を作り、表面をマジパンやシュガーペーストで覆います。何段も積み上がった大きなウエディングケーキは、シュガークラフトで作られているものが多くなっています。日本では中身が発泡スチロール、コーティングがシュガーペーストのものが多いようです。もちろん、そうして作ったケーキは切り分けて食べることはできません。根強い人気のあるシュガークラフトケーキですが、最近は食べられる生ケーキを注文する方も多くいます。

式場で働くパティシエは、ケーキのほかにプチギフトのお菓子を製造することもあります。引き出物として渡したり、帰り際に新郎新婦の手からゲストへ渡したりします。このときに作るのはデコラティブなアイシングクッキーから伝統的な焼き菓子までさまざまです。こういったものをデザインする技術を持っておくのもウエディング業界で働く上では役立つでしょう。

ブライダルパティシエに資格は必要?

ブライダルパティシエに限らず、パティシエにとって食品衛生はとても重要な知識です。ウェディングケーキをはじめとしたお菓子は「見た目がかわいい」「味がおいしい」ことはもちろん大切ですが、「安全に食べられる」ことが実は何よりも大切なことです。国家資格である「製菓衛生師」は食品衛生の知識がある証明となります。取得することでパティシエとしての信頼性・安心感が格段に高まります。

ホテルや結婚式場で活躍するブライダルパティシエを目指すなら

ウェディングケーキを作る技術を身に着けるなら、赤堀製菓専門学校のパティシエ実践科がおすすめです。3年間の実習中心の学びの中で高い技術を身につけるのはもちろん、オーダーメイドケーキやウェディングケーキで大人気のパティスリー「アニバーサリー」監修の特別プログラム。デザイン力はもちろんお客様の希望に合わせたケーキの企画・製造を行います。また、姉妹校「 東京ウェディング・ホテル専門学校 」とコラボ!姉妹校で行われる本物の結婚式の中でウェディングケーキも新郎新婦様と打ち合わせを重ね、制作・提供します。

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