本校は、1882年に創業者の赤堀峯翁が創業した赤堀割烹教場として始まり、140年近くの歴史を持つ日本でも最も古い専門学校です。そして、2014年からは時代のニーズにあわせたパティシエ・カフェのプロフェッショナルの人材養成を目的として、赤堀製菓専門学校として学校名変更・学科変更を行い、食分野教育に対して新たに再出発しました。
食育が推進されている現状のなかで、「美味しく食べて心身の満足を得る」ことは、人に生きる喜びや楽しみを与え、豊かな暮らしの実現に大きく寄与するものです。また、食の安全に対する社会の関心も高い状況です。こうした状況のなかで、食を担う専門職は、人々の多様な要望に対応できる能力が必要とされています。
本校では、食を通じて幸福な時間を演出できる「愛、知、和」の心のこもった人材を育成するため、様々な食に関する専門的な知識や技術を習得し、さらには現場力教育を通じて即戦力を身につけた人材の養成を行っています。パティシエ、ブーランジェ、ショコラティエ、和菓子職人、バリスタなど「食のプロフェッショナル」として食の分野で長く活躍できる人材を養成しています。
「食べること」は「生きること」の基本であり、「食べる楽しみ」は「生きる楽しみ」に繋がるものであることを踏まえて、人々の健康と生きがいを支えるような食のプロフェッショナルを目指してほしいと思います。プロを目指す道程には厳しいことも多々あるかと思いますが、初心を忘れず目的意識を持って頑張ってください。私たち教職員は、学生の皆さんがそれぞれの目標を達成し、また楽しい学校生活が送れるよう、できる限りのサポートをさせていただきます。
1882年 2月 | 赤堀割烹教場を創業 |
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1960年 2月 | 学校法人赤堀料理学園 設置 |
1963年 2月 | 学校法人赤堀学園と改称 |
1966年 4月 | 赤堀栄養学園栄養本科を開設 |
1967年 10月 | 赤堀栄養学園調理師科を開設 |
1976年 7月 | 赤堀栄養専門学校と改称 栄養士本科を栄養専門課程栄養士科、調理師科を調理高等課程調理師科とする |
2014年 4月 | 厚生労働省 製菓衛生師養成施設 赤堀製菓専門学校と校名変更改称 |