作成日:2014年03月13日|カテゴリー:あかほりトーク
こんにちはっ
青山ですっ :b9:
なんだかんだと毎日お菓子の話をしている私たちですが
今日は、日本にいるからこそ知っておきたい、和菓子の歴史をひも解いてみたいと思います
その昔、「菓子」とは「くだもの」のことを指していました :b9:
その当時はその果物をそのまま、もしくは加熱したりして食べていました。
そこへ「焼く・蒸す・ゆでる・揚げる」と手を加える「唐菓子」が中国からやってきました :bicycle:
自然のものをそのまま食べるのでなく、加工することで新しい形の菓子と出会うことになります。
そして南蛮菓子が到来します
南蛮菓子はカステラ・金平糖・パンなど。
南蛮菓子の特徴のひとつは砂糖をたくさん使うこと
これまで貴重品だった砂糖ですが、南蛮菓子の到来により、
お菓子は甘いものというイメージが生まれました
そして江戸時代。
京都で、茶席の菓子として和菓子は進化していきました。
そのうち江戸でも京都と競い合うように和菓子が作られるようになり、さらに和菓子は進化していきます。
時代は流れて明治時代。
ついに洋菓子がやってきます :b7:
輸入が増加するとともに、国内での洋菓子生産もされるようになると
洋菓子への憧れが強くなったようですが、
実際に広く食べられていたのはなじみのある和菓子が多かったようです。
最近では、「洋菓子か和菓子か」という問いよりも
和と洋を掛け合わせてその意外性や新しい発見をする
新しいお菓子の時代が来たようです
相手のいいところを認め、ただ真似するのではなく、
自分にあった形で取り入れて変化していく、
和菓子の「和」は調和の「和」みたいですね
そんな和菓子ってやっぱりすごい、と改めて感じました :a4:
みなさんも、そんな歴史に思いを馳せながら
目で、舌で和菓子を感じてみてはいかがでしょうか
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赤堀製菓専門学校