作成日:2016年02月22日|カテゴリー:学校行事, スイーツ
みなさんこんにちは!入学事務局の堀井です
前回開催された、「卒業研究発表会」。学生さんたちの1年間の集大成である作品を、今日はご紹介したいと思います。
この作品を作るにあたって、チームで起こった問題を見つけ、問題に対する解決策を考え、チームで仕事を為し遂げるという経験から出来上がった作品です!
それぞれ企業様よりテーマをいただき、テーマに対してコンセプトを決め、試行錯誤を繰り返しながら作品を作り上げてきました!
学生さんの頑張りをご覧くださいね
パティシエ科2年生
企業課題は【ウエディング】
お客様をお迎えするためのピエスモンテと新郎新婦へホテルからのプレゼントのアントルメ。
こちらの課題は、ホテルメトロポリタン様よりいただきました。 HPはこちら⇒http://www.metropolitan.jp/
コンセプト「イチゴ好きの男性と茶道部の女性の結婚式」
結婚というテーマに対し、結婚を控えた身近な人をイメージし、コンセプトを考えました。その人たちはイチゴ好きの人と、茶道部の人であり、学校テーマである和洋と一致し、イチゴ好きの男性と茶道部の女性の結婚式にしました。また、今回の場面は、「結婚式を明日に控えた新郎新婦が宿泊しているお部屋にプレゼントする」という場面を想定して作成しました。
【ピエスモンテ】 the paths of marriage
馬車が階段をかけ上がる様子を、新郎新婦に例え、どんなことがあっても2人で一緒にいるという意味で作りました。
ウエディングを意識し、一番最初にハートとバラが目に入るデザインにし、ハートで幸せと永遠を表現しました。
【アントルメ】 幸せのオペラ
2人が出会ったことを思い出して、愛が一層深まるようにという意味をこめました。
2人の相性の良さをケーキで表現し、「幸せ」をイメージして味も見た目も柔らかく仕上げました。
卒業制作を通して学んだことは、コミュニケ-ションを取るということが大事であると実感し、情報共有の大切さを知りました。
また目標を持ち、積極的に行動し、作業の丁寧さと時間管理の両立が大事ということを学びました。
こんな素敵な作品が、プレゼントされたら、新郎新婦もきっと喜びますね。お二人の笑顔を想像しながら作成したようです。
カフェビジネス科Ⅰ部1年生
企業課題【焙じ茶を利用したスイーツドリンクセット】
こちらの課題は、茶遊亭カフェ様よりいただきました。
Aチーム
コンセプト「谷中下町~レトロ~」
楽しい雰囲気、和から洋の寄り添い、下町の賑やかさ、シェアができる、懐かしさ、フレンドリー感。
【ほうじ茶パフェ】【ジンジャーほうじ茶ラテ】【玄米ティーソーダ】
中間発表のとき、いただいた意見を参考に、それを踏まえ完成したパフェとドリンクは、とても相性が良いものになりました。和と洋も出すことが出来、コンセプトにいれた『和と洋の寄り添い』や『楽しい雰囲気』を出せたと思います。
Bチーム
コンセプト「冬の旬」
今は冬なので、旬の物を使うことによっておいしく食べられることを考えました。
【ほうじ茶ブリュレタルト】【ミックスフルーツソーダ】【ほうじ茶アップル】
生地をパートフォンセ、中身をブリュレにすることで生地のサクサク感にブリュレの甘さをマッチさせました。アイスドリンクは、ゆずジャムではなくジュースを使うことでタルトに合うよう、ドリンク自体を軽くしました。ホットドリンクは、ほうじ茶シロップとアップルティーを使うことで味の調和を保ちました。
Cチーム
コンセプト「ほうじ茶に合う冬の食材を使ったスイーツセット」
茶遊亭様が旬を重んじていたので旬の食材を使ったスイーツを作ろうと思いました。
【茶飯のスフレ】【バニラほうじ茶ラテ】【ほうじ茶のフルーツティー】
茶遊亭様からいただいた「ほうじ茶を利用したスイーツドリンクセット」という課題に対して、ほうじ茶という和素材をスイーツでは、スフレとあわせることで、ドリンクでは、コンポートやバニラアイスとあわせることで、学校の特色である和と洋を活かしたスイーツドリンクセットを製作しました。
Dチーム
コンセプト「秋冬の旬を味わう」
コンセプトの背景:秋と冬に収穫した旬のものをクレープで包み、洋菓子とほうじ茶の味わいを幅広い年齢層に感じていただきたいと思い、このコンセプトを決めました。
【ほうじ茶クレープ】【ミントほうじ茶】【みかんモヒート】
前回よりほうじ茶中心のメニューにすることができたと思います。スイーツの合うようにドリンクはミントを使い、さっぱり仕上げました。
スイーツの見た目も重視し、オレンジピールとミントと生クリームをのせました。
今回の卒業制作には、6名の審査員の先生方にお越しいただき、大変貴重なご意見をいただきました。
ホテルメトロポリタンより 迫様 、 茶遊亭カフェより 舎人様
日本緑茶センターより 瀬田様 、 グループ校より甲斐先生、
赤堀製菓専門学校 学校長 赤堀先生、 学園食文化教育部会より小川先生。
これから社会に旅立つ学生さんたちに向けて、熱いエールをいただきました。
この経験を活かして、卒業後も業界で活躍してくださいね!