作成日:2018年11月25日|カテゴリー:授業・実習, スイーツ
みなさまこんにちは
実習アシスタント 野口未来です
すごーい
宝石のように光輝くチョコレート
このチョコレートを作っているのは
なんと1年生のスイーツ専科
4月に入学してから7ヶ月…
計量の仕方から始まって、
もうこんなにお洒落なチョコレートが作れるなんて…
ここでチョコレートを上手につくるコツを少しだけご紹介いたします
*・゚゚・*:.。..。.:*スイートチョコレート(55%)水冷法・゚゚・*:.。. .。.:*
1.チョコレートは時間をかけてゆっくり溶かす
(直火で溶かそうなんて考えちゃダメ 砂糖がはいってるので焦げちゃいます)
2.湯せんを使用する場合は沸騰したお湯にはつけない
(チョコレートは水分に弱いため水蒸気に注意しましょう)
3. 55℃までしっかり熱をつけること
(スイートチョコレートの場合)
4.冷やすときは水でゆっくり温度を27℃までさげる
(氷水のような急激な温度変化は失敗の元)
5.少しだけ温めて使用できる温度帯(30℃~31℃)に持って行く
6.使用する時は冷たい作業台の上直接置かない
(すぐに固まってしまいます)
*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:**・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*
今回はこの現場使用の機械で保温しました
テンパリングのとれたチョコレートを
常温のよく乾いた、そして綺麗な型に流します
そして常温で固めます
絶対に冷蔵庫に入れちゃダメ×
急激な温度変化はNG
(本当に大切なことなので2回書きました…)
固まったら、ガナッシュを流して
ガナッシュが固まったら、チョコレートで蓋をします
1晩常温でしっかり固めます…
ひっくり返して
ショックを与えれば簡単に外すことが出来ます
きれーい
ステキ
光輝く宝石のようなチョコレート
ガナッシュを絞って丸めて
テンパリングしたチョコレートに潜らせ
ココアをまぶせばトリュフの出来上がり
ガナッシュを四角く流して
カットしてココアをまぶせば生チョコの出来上がり
ちなみに、生チョコと名乗れる物は、決まりがあって
チョコレートを全体量の40%以上使用した製品のうち
クリームが全体重量の10%以上であって
更に、水分が全体量の10%以上のもの
(クリームに含有される水分を含む)
だそうです
難しいですね
書き出せばキリがないほど
チョコレートには可能性が秘められています
しっかり学べばそれだけ自分の財産になります
スイーツ専科のみなさんは卒業まで半年をきりました
これからも一緒に頑張っていきましょう
実習アシスタント 野口未来