作成日:2017年01月21日|カテゴリー:授業・実習
こんにちは!パティシエ科副担任の丹野です☆
冬休みも終わり、毎日の学校のリズムが戻ってきましたね。赤堀でも、みんなの元気な声が響いてますよ。
今日は、私が受け持つ授業をご紹介します!
主に、パティシエ科1年生の『製菓実習』と『製菓理論』です。
『製菓実習』というのは、想像つきやすいですね。まさに実習室で実際にお菓子を作っていく授業です。
今週は、みんな待望のチョコレートでした。マーブル台で一生懸命テンパリングしましたよ。
先生のデモンストレーションを見て、説明を聞いて、自分達でやってみる!という授業ですね。
テンパリングしたチョコレートで、生チョコやトリュフを作りました☆
お店のようなラッピングに学生さん達も喜んでくれました!
授業のあとは、先生が作ったものを写真に撮って、試食をします!
バレンタインデーにむけてヒントになったかな。。。
そして!!もうひとつ、『製菓理論』ですね。
『製菓理論』とは、製菓衛生士という国家試験の科目にもなっている教科で、教室で座って勉強する授業です。
そういうと、退屈そう・・・とか難しそう・・・と思うかもしれないんですが、
これは、美味しいお菓子を作るための学問なんです。
材料の性質を勉強することが、美味しいお菓子を作る近道になるんですよ☆
だって、粉と砂糖と卵とバターがあれば、結構たくさんの洋菓子が作れるんです。
形のないものから、あんなに美しいお菓子が出来上がるんですから、とっても不思議じゃないですか?
その材料や工程のひとつひとつに、なぜ?どうして?どうやって?・・というヒントがあるんです。
それをひとつひとつ、紐解いていくのが『製菓理論』なんです。
そして、座って勉強する科目だと言いましたが、実習室も使います。例えば、実験をしてみたり、食べ比べをしてみたり、テーマの素材を使ったお菓子を作ってみたり いろんなアプローチで勉強するんですよ。
例えば、先程の製菓実習のチョコレートも、実は少し前に、製菓理論で勉強していたんです。
チョコレートって一体どんなものなのか? 口解けの良いなめらかなチョコレートを作るにはどうすればいいのか? そもそも口どけが良いってどんなことが口の中で起こっているのか? どうしてあげれば、つやっつやの綺麗なチョコレートになってくれるのか?
そんな風に『製菓理論』でセオリーを理解して、『製菓実習』で、体感する!
逆もあり!です。『製菓実習』で感覚的に経験したことを、『製菓理論』で理屈を理解して納得する!
その相乗効果があれば、より理解が深まり、上達が早くなると信じています☆
なので、このふたつの授業がリンクして、みんなの体に染み込んでいけばいいな~と思っています!!
パティシエ科のみんな~!!みんなの作った美味しいお菓子で世界を笑顔にしちゃいましょう!!
そして、そして!そんなパティシエ科1年生は今、来週のスクールカフェに向けて、一生懸命、準備しています!
ご近所の方、ご家族・お友達の方、どなたさまも、ぜひぜひ、お越しくださいませ☆
心をこめてお作りしたお菓子を揃えて待ってます!!